JECのサッカーとフィットネスのブログ

サッカーとフィットネスのブログです。

【おススメの本】哲学を通じて、考え方を多様化しよう。

どうも、JECです。

今回の記事はお勧めの本の紹介です。
と言っても、サッカーやスポーツに直接的に関係のある内容のものではありません。
しかし、私個人の見解として、サッカーだけに集中しがちなサッカー選手、育成年代の選手にぜひ読んでほしい本、分野になりますので、今回の記事で紹介させていただきます・・・。

最近noteも始めたので、もしよろしければフォローお願いします。

note.mu

https://coach.co.jp/img/img_20170315.jpg

【今回の主張】

・サッカー選手の在り方はもっと多様でいい。
・サッカーだけに取り組むのが正解とも限らない。
・むしろ、他分野も積極的に学ぶことで、相乗効果(シナジー)を生むことが出来る。

【目的・意図】

・常にフィールドを広く持って、考え方を多様化したい。そして、この取り組みは、出来れば育成年代で行いたい。(早ければ早いほど良い。)

【ということで本題です】

サッカー選手のみならず、すべてのアスリートに共通する事だが、その競技にだけ特化した知見を持ち合わせることがすべてではない。【目的・意図】にも書いたように、フィールドも広く持つことは、考え方を多様化し、結果的に教義にも生きるような相乗効果を生み出す。それを踏まえたうえで、ぜひ学んでほしい分野、学問というのが、今回紹介する「哲学」である。

なぜ哲学を学ぶ必要があるのか。というのも、哲学を学ぶことというのは、過去の偉人たちの考え方に触れる事、すなわち過去の偉人たちと対話をすることであり、この体験はわたしたちの考え方を多様化するのに、最適であるからだ。このような体験が人生において、善く作用しない訳がない。それは、セカンドキャリアがどうとか、それ以前に、我々の行動の礎となるマインド教育において重要な役割を果たす。

いかんせん、哲学を好きになるかどうかは、その本人の「素養」によるものが大きいと思われがちだ。大学の「哲学」の講義なんかを見ればよく分かる、「哲学は、真理とかどうでもいいことについて、イデアとかよくわかんない言葉を使って、長ったらしく偉そうな人が語ってるような学問でしょ」みたいな印象を、大抵の学生は抱いている。この資本主義社会において、「真理の追究」とか「知を愛する」とか、みじんも役に立たなそう。とか、思われている・・・。

私個人の見解としては、その分析はあながち間違っていない。というか、実際、哲学書を一冊頑張って読む時間を使って、日雇いのバイトでもした方が、資本主義という観点で見れば「得している」のは確かだ。

しかし、資本主義社会以前に、私たちが「人間」であることを念頭において、哲学の価値について考えてみてはいかがだろうか。私たちの行動というのは、上記したような金銭の損得を基準に決定されているとは限らない。私たちは、金銭以外の欲求についても、大きくその判断を左右される。

そのような人間が持つ普遍的な欲求を、哲学はサポートしてくれる。
私たちが、悩んだり、不安になった時に、過去の哲学者たちが導き出した思考法に触れておくことで、それを実践し、解決する事が出来るだろう。

これは、サッカー選手だけでなく、すべての人間に共通して哲学が絶対的な力を持っていることを示している・・・。

【お勧めの入門書】

さて、哲学が持つ絶対的な力について理解したところで、いったい何から手を付ければ良いのか。

なんの基礎知識もなしで、いきなり哲学書を読んでも、途方もない時間と手間がかかる為、ここでは、初学者にお勧めしたい哲学の入門書を紹介して、この記事を締めくくろうと思う。

非常に読みやすい内容で、私たちの興味を引く内容がふんだんに含まれている為、ぜひとも手に取って読んでみてほしい。

①史上最強の哲学入門~西洋編~

著者は飲茶(やむちゃ)氏。哲学や科学など、幅広い分野の知識を、わかりやすく解説してくれる。

中でもこの、「史上最強の哲学入門シリーズ」は初学者にとって、哲学とは何かという基礎原理から各時代における重要な哲学者まで分かりやすく解説している。カバーイラストは、漫画グラップラー刃牙で有名な、板垣恵介氏が手掛けている。


②史上最強の哲学入門~東洋編~

こちらも、飲茶氏によって執筆された哲学入門書の王道。東洋哲学、思想についてまとめられており、西洋編よりも、その起源について詳しく記述されている。この東洋編はインド哲学から「悟り」についての解説が始まるが、言語化の難しい東洋的な考え方が、うまく体系的に一冊にまとめられていて、個人的に何度も読み返した。初学者にとって紛れもない良書である。


③その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。

著者は小林昌平氏。「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」
これらの現代人の悩みというのは、はるか昔から人類を苦しめてきた。ならば、はるか昔の哲学者たちもこのことについて、悩み、そしてすでに答えを出しているだろう。というコンセプトの本で、非常にわかりやすい平易な言葉で哲学者たちの考え方がまとめられている。その題の通り、私たちの悩みというのも、この一冊を読むだけで解決してしまうかもしれない。


【まとめ】

以上の三冊は、哲学書によくあるような難解な言葉は使われておらず(使われていたとして、丁寧な注釈が入る)、初学者にとって非常に理解しやすい内容になっている。もし、当記事を読んで少しでも、哲学について興味がわいたなら、手に取って読んでみてほしい・・・。


最後まで、お読み頂きありがとうございました。

Noteも始めたので、もしよろしければ、フォローお願いします。

note.mu

おススメnote記事

note.mu