【羽生結弦】平昌五輪、他競技から学べる事
どうも、JECです。(http://twitter.com/jecfootball7)
今回は平昌五輪についての記事になります。
まず筆者は今回のフィギュア男子シングルをみて、羽生選手はじめ、宇野選手、田中選手全てのスケート選手のコーディネーション能力の高さに感服しております。
「魅せる演技」をするために、自分の体を操るコーディネーション、とくにステップでその能力の高さ、いわゆる表現力に魅了されました。
↓コーディネーションの記事↓
【サッカー選手の筋トレ】パフォーマンス向上への実践的フィジカルトレーニング② - 脳と身体、フットボールの連動性 byJEC
それらを氷上で行なっているんだからなお凄い!!
羽生選手、宇野選手、田中選手お疲れ様です。
(まだ明日のフリーもありますが)
さて、今回はスケート選手の筋肉についても考えてみます。
主に使用される筋肉としては、やはり腸腰筋。
キャメルスピンなど多くの技の中で「脚のつり上げ」効果として腸腰筋は大きな役割を果たします。
↓キャメルスピン↓
同時に、腸腰筋をストレッチさせることで、骨盤が前傾し、上体が起きる。つまり、姿勢がよくなります。
羽生結弦選手は、華奢な印象がありますが、腸腰筋がよくストレッチされているので、お尻がつきあがっていてまた、大臀筋が発達しているのがよくわかります。これらが起因して、安定的なパフォーマンスが行われる訳です。
お尻がつきあがる腸腰筋のストレッチは美脚効果も期待できるので、女性の方にもオススメです。
↓腸腰筋のストレッチ↓
↓腸腰筋↓
また、腸腰筋のトレーニングとして、羽生結弦選手が以前から行なっている「ギャロップトレーニング」は同時にヒラメ筋、腓腹筋を鍛える事ができます。アクションのスピードや、クオリティを高める事ができます。(瞬発力と、爆発力)これらはフットボールにも応用できそうですね。
↓ギャロップトレーニング↓
(現レスター所属の岡崎慎司選手のパーソナルトレーナーである杉本龍勇氏のトレーニングメゾット)
【陸上競技】杉本龍勇のスプリント実戦トレーニング「速さ」の基をつくる! - YouTube
杉本氏が言及するように、股関節の可動域改善にもギャロップトレーニングは有効です。自重で、器具を使わずにできるトレーニングなので、誰でも簡単にできますね。姿勢に気をつけながら行う事で、非常に有効なコーディネーショントレーニングの1つにもなります。
それにしても、スケート選手をはじめ、個人競技や外的要因が少ない競技の選手は自己分析がよく行われていて素晴らしい。技術の言語化もしっかりしている。そのような試合後のインタビューの受け答えをみると、どうしても井○口選手のインタビューと比較してしまう。(あれはあれで愛嬌があるのだが)
他競技でも、オリンピアからは学べる事が本当に多いので、是非サッカー選手も参考にしてほしいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
JEC(http://twitter.com/jecfootball7)